不要なデータを削除するにはDELETE文を使えば良いですが、DELETE文ではテーブルそのものは削除されません。消えるのはあくまでテーブルの中のデータのみです。
テーブルそのものを削除したい場合はDROP TABLE文を使用します。また、テーブルはデータベースの中に作成されます。そのデータベースごと削除したい場合は、DROP DATABASE文を使用します。
テーブルを削除する(DROP TABLE)
DROP TABLE文の構文はとても簡単です。DROP TABLEキーワードに続けて、削除したいテーブル名を指定するだけです。
- DROP TABLE基本構文
- DROP TABLE <テーブル名>;
以下は「sample01」というテーブルを削除する例です。
> DROP TABLE sample01;
テーブルが無事に削除されたかどうかはSHOW TABLESコマンドで確認できます。
データベースを削除する(DROP DATABASE)
DROP DATABASE文も同様に、DROP DATABASEキーワードに続けて、削除したいデータベース名を指定するだけです。
- DROP DATABASE基本構文
- DROP DATABASE <データベース名>;
以下は「stuffdb」というデータベースを削除する例です。
> DROP DATABASE stuffdb;
データベースが無事に削除されたかどうかはSHOW DATABASESコマンドで確認できます。
